絵を眺めて笑い、英単語を拾い読みして笑い、英和辞典を引いては笑うという一冊で最低3回は笑えるお得な本です。

日本語版(*1)を読んでから原書(注:The Compleat Anglerに非ず)を読んだら笑いが止まらなくなり、マジで死ぬかと思いました。 日本語版で学習していたせいか何を見ても笑ってしまうんですね、これが。 年頃の娘は箸が転げるのを見ても笑うと言われていますが、いい歳したおっさんがこんなに笑い転げてはみっともない、とは思ったものの爆笑中枢の命令には逆らえずのたうちまわりました。

ところで逆に原書読んでから日本語版を読んだというは人はいませんか?どんな体験をしたか非常に興味があります。 もし同様の体験をした人がいたら、一度心ゆくまで語り合ってみたいものです。

で中身を見て行くと....

62頁みたいに川を眺めてみたいものです。 ズタボロの走る化石と呼ばれる、動くこと自体が島国の奇跡・東洋の神秘・亜細亜の七不思議と言われる車しか持てない我が身としては、運転手付きの超高級車で釣りに行くなんて夢また夢、すんごく憧れてしまいますね。 ところで、こんなところに座ったら車が痛むんじゃぁないの? え、なに? 何台あるかは忘れたが代わりのベントレーはいくらでもあるから心配するには及ばないってぇ。 あ、こりゃまた失礼しましたぁ!

66-67頁は自分自身はまった経験があるので冷汗かきながらの引きつった笑いになってしまいます。そのとおりなんですよね、これ。 やればやるほど、凝れば凝るほど、本物とは似ても似つかないどうしようもないものが出来てくるわけで、ある日突然ゴミ毛鉤の山に気が付いて白い灰になってしまったと。(矢吹丈かぁ?)

73-76頁の湿式毛鉤(WetFly)釣師のところは息もつかせず笑わせてくれます。 Swingしまくってますねぇ。

80頁のはカレイ(鰈)にやられたことがあります。 しかもご丁寧に鉤2本とも飲み込んでくれました。 そのときは思わず「この欲張りカレイめ、こういう釣れ盛って、手返しよく釣らなきゃならんときに、よくもまぁ面倒なことしてくれたなぁ。鉤はずすの大変じゃぁねえか。おー、どうしてくれるんだこの野郎。なんとか言ってみろい。えっ。このスナカブリワラジめ!」って怒る前にバカウケしてしまいましたが。 カレイってお茶目ですね。 あの上目使いと、ちょっと開いた口元が可愛いから好きなんです。 塩焼きでも煮つけでもおいしいし。(話がずれた)

112頁でげらげら笑いながらも、乾式毛鉤(Dry Fly)にはひたすら浮き続けて魚を釣るものと、沈みながら魚を釣るものとの2種類があるのだと頭の片隅に浮かんだのは酸欠状態での妄想かぁ〜。

*1: ザ・コンプリート・タングラー, 朔風社, ISBN4-915511-03-0 C0076, 在庫切れらしい(1997.09.08 時点)

記載 : 1997.10.01初版, 1998.01.01改訂


[Top Page][Contents][Back][Next]

Copyright (c) 風雲西洋毛鉤釣師帳, 2001. All rights reserved.
inserted by FC2 system