2004.05.31 update
普段よく使う乾式西洋毛鉤(Dry Fly)の巻き方を紹介します。
この巻き方は連合王国(U.K)で使われてきた、いわゆる伝統的な毛鉤の巻き方のひとつです。
尻尾(Tail)・蓑毛(Hackle)ともに長めのものを、太軸でひねりの入った上目鉤(Up Eye Hook :-)に巻く毛鉤です。
蓑毛の巻き方で注意する点が二つあります。 一点目は蓑毛の取り付け方です。 蓑毛を一枚取り付け、それを巻き終えてから、次の蓑毛を取り付けて巻く、というやり方です。
二点目は蓑毛の方向です。 蓑毛の裏表を光沢のある方を表、光沢のない方を裏とすると、巻きあがった毛鉤の目玉(Eye)側に蓑毛の表が向くようにするのです。 そうやって完成した毛鉤は傘を広げたような形になります。