乾式西洋毛鉤作成手順

2004.05.31 update

はじめに

普段よく使う乾式西洋毛鉤(Dry Fly)の巻き方を紹介します。

この巻き方は連合王国(U.K)で使われてきた、いわゆる伝統的な毛鉤の巻き方のひとつです。

尻尾(Tail)・蓑毛(Hackle)ともに長めのものを、太軸でひねりの入った上目鉤(Up Eye Hook :-)に巻く毛鉤です。

蓑毛の巻き方で注意する点が二つあります。 一点目は蓑毛の取り付け方です。 蓑毛を一枚取り付け、それを巻き終えてから、次の蓑毛を取り付けて巻く、というやり方です。

二点目は蓑毛の方向です。 蓑毛の裏表を光沢のある方を表、光沢のない方を裏とすると、巻きあがった毛鉤の目玉(Eye)側に蓑毛の表が向くようにするのです。 そうやって完成した毛鉤は傘を広げたような形になります。

巻き方

  1. 茜(あかね)
  2. 桜(さくら)
  3. 雉尾(Phaesant Tail)
  4. ブルーダン(自然倶楽部1990年3月号 62-64P)
  5. ジンジャー(自然倶楽部1990年4月号 33-35P)

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