鮎毛鉤(Japanese Fly for AYU)

2010.9.15 update

目次


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鮎毛鉤展示室

日本全国に数千種類あると云われる鮎毛鉤のうちの極々一部を展示します。


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鮎毛鉤選定

生きた毛鉤「村田鉤」

(別冊つり情報 鮎のドブ釣り 82-86頁 「ドブ釣り黄金時代の名バリ - 生きた毛バリの「村田バリ」』より)

村田歳久は金沢の出身で、大阪の毛バリ研究家であった。 特に"生きた毛鉤"の製作者として知られる。 その代表的な毛バリは次の通り。

(解説は大阪、村田歳久)

福富鉤の傑作20種

(別冊つり情報 鮎のドブ釣り 82-86頁 『ドブ釣り黄金時代の名バリ - 「福富バリ」の傑作20種』より)

高知県庁の水産技師で、生涯を鮎毛バリの研究に打込んだ人。 本名・福富正枝。 土佐バリにあきたりず、昭和3年、金沢に加賀バリの技術習得に出向き、昭和5年「福富バリ」を創案。 東京では東作釣具店、大阪では阪急百賃店で売り出す。

福富氏が自ら選定し、推せんした毛バリは下記20種である。 価格は1本12銭であった。

標準アユ鈎10種選定

岡部丹紅,福田紫汀,伊藤原次郎,松本国三,鈴木魚心,青山浩,遠藤鮒二の諸氏が、全国のどこの河川でも対応できる10種を選定したもの。 (「毛鈎の話」(著者:福田紫汀)18-20頁より)

アユの毛鈎は二千数百種に及ぶ膨大な種類なので初心者の方には選択が難かしく、入りにくいので、私が音頭を取って、日本毛鈎釣り連盟(当時の名称、日木毛鈎釣りの会)は、昭和二六年より約三年間に亘り、全国の各県支部会員および一般同好者にも呼びかけ、普遍性のある、性能の高い毛鈎のアンケートを集め数十種類の中から、本部専門委員会が慎重に審査を行なった結果、絶対多数の支持を得て、左記一〇種が決定した。 これだけあれば、全国のどこの河川でも一応間に合うので解説を加えることにする。

(注)標準鈎選定後、約二〇年が経過した現在では、全国的に河川が公害等のため水質の透明度、珪藻類の質等の低下のため"あみだ" "金太郎" "五郎"の性能が落ちたことを書きそえておく。


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鮎毛鉤製作者

素晴らしい鮎毛鉤を製作している方々


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参考


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